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クールに見えて、秘かに熱い?今平周吾が首位キープ

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 2日目(19日)◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇7037yd(パー71)

日中の気温は27度を超え、初夏の陽気となった大会2日目。単独首位からスタートした今平周吾は、前半インの2ボギーを、後半の4バーディで取り返して2アンダー「69」。通算6アンダーとして、この日「65」で回った小野田享也と並んで首位を守った。

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「4日間アンダーパーで回れればという感じで出た」という2日目だったが、インスタートの前半はチャンスをものに出来ず、最初にスコアが動いたのは17番。ティショットを左の深いラフに曲げると、2打目はグリーンに届かず手前バンカーへ。寄せきれずにボギーとした。

続く18番は、1Wのティショットを右に押し出し、2打目はグリーン奧のラフ。3打目のアプローチはピンを超えて手前エッジまで落ち、4打目のアプローチはピンを3mショートした。「前のホールもボギーだったし、18番はティショットもセカンドも悪くて・・・。イライラしていました」と今平はいう。外から見ている分にはそれを微塵も感じさせなかったが、「半分キレながら打ちました」というパットをカップに沈め、ダブルボギーを回避した。

折り返すと気分一新、「切り替えて出来ました」と躍動した。1番(パー5)で1W、3Wと会心のショットをつなげてバーディを奪うと、その後も3バーディを量産。後半9ホールをすべて1パットで切り抜けて、「オーバーした分を戻せたし、アンダーで回れて良かった」と最後はかすかに(多分、本人的にはにっこりと)微笑んだ。

初日から2日続けて首位に立つのは、今年の「中日クラウンズ」以来自身2度目。ツアー初優勝へ向けた道は、ようやく半分を折り返した。(京都府城陽市/今岡涼太)

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