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行列はまだだけど…2位発進の北村晃一に漂う大物感

2017/05/18 20:21

本格的にゴルフを始めて10年目。節目のシーズンを戦う北村晃一

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 初日(18日)◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇7037yd(パー71)

狙い通りのフィニッシュに、北村晃一は“してやったり”の笑顔を見せた。16番でボギーの直後、17番でバーディを奪い返して2アンダー2位タイ。「2アンダーになったら、もう一回トップ10に入れると思ったので」と、自己ベストの2位発進にうなずいた。

昨年のチャレンジツアー成績上位者(賞金ランキング10位)の資格で、今季前半戦を戦っている。今年で32歳になったが、ゴルフを本格的に始めたのは、ちょうど10年前の大学4年のとき。昨年12月には結婚もして、「やっとツアーに出られるようになった」と自身の節目となるシーズンを戦っている。

「ティショットがすべて。フェアウェイに行かないと話にならない」と、今週のコースの戦い方は決めている。「とにかく安全に行って、フェアウェイから打つときだけピンを狙う」というゲームプランをこの日は順守。「めっちゃナイスプレーです」と自画自賛した。

本来は「割とすぐブチッと切れちゃう」性格だという。だが、結婚して、実家も離れ「環境がそうさせないという良い面もあると思う。1打でも1打でもと思えるようになった」と、背負うものが忍耐力を強くしている。昨年末には新たな道具への誘惑にも駆られたが、下部ツアーの良い流れで今年どこまでやれるかみてみようと判断し、変更をがまんした。「自分のためだけにゴルフをしているわけじゃないのでね」。

父・晴男さんはテレビにも出る有名弁護士。2世に向けられる好奇の視線も、気にする素振りは微塵も見せない。「環境が良くなれば、自分のためにもなる。肉親が有名人っていうのは、周りの目を気にしなければプラスしかないと思う」とさらり。流ちょうな語り口は、そこはかとない大物感を漂わせていた。(京都府城陽市/今岡涼太)


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