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球拾い生活から3つのツアーカードを持つプロに! シノットが初V

◇国内男子&アジア共同主管◇レオパレス21ミャンマーオープン 最終日(29日)◇パンラインGC(ミャンマー)◇7103yd(パー71)

日本とアジアが共同主管する大会で、最終日に6アンダー「65」を出してプロ初優勝を飾ったのは、オーストラリア・メルボルンで生まれた24歳のトッド・シノットだった。2週間前にアジアンツアーのQスクールをプレーオフに敗れたが2位で突破。ルーキーとして新シーズンに挑み、わずか2戦目での勝利だった。

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身長191センチの長身から繰り出される豪快なショットが武器。「このフィールドにいるほとんどの選手たちよりも、高い球を打って、スピンを掛けることができる。良いスコアを出すチャンスはあると思っていたけど、勝てるとは思わなかった」と端正な顔で笑った。

2015年2月にプロ転向。それまでは、練習場の球拾いやショッピングセンターでクリスマスの飾り付け、配管工事などをして生計を立ててきたという。

シノットのプレーで特筆すべきは、その爆発力と反発力だ。今大会は2日目の残り8ホールとなった時点で3オーバー。だが、そこから1イーグル、2バーディで予選突破。決勝ラウンドに入ると、「64」「65」と2日で13アンダーをマークした。ちなみに、予選2日間で池に入れた球は6個だった。

前週、26位に入ったシンガポールでも、初日「75」の出遅れを、2日目の「68」で巻き返してカットライン上で予選通過。決勝ラウンドで着実にスコアを伸ばした。

アジアンツアーのQスクールも、最終日に10アンダー「62」をマークしてプレーオフに持ち込んでいる。「あの週(Qスクール)の重要任務はツアーカードを得ることだったけど、勝てそうで勝てなかったのにはがっかりした。それでも、最終日に10アンダーを出したことは、きょうのラウンドでの自信になっていた」と振り返った。

今大会の優勝で、既に持っていたオーストラリアとアジアに加え、日本ツアーのシード権も獲得した。日本ツアーメンバーにも登録し、日本のトーナメント出場にも意欲を見せた。「プロになって数年はプレーする場がなくてフラストレーションが溜まっていたけど、いまは3つのツアーから選択できる!」と満面の笑みで喜んだ。(ミャンマー・ヤンゴン/今岡涼太)

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