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マレーシア→上海→御殿場 松山英樹が戦う20度の気温差

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前(9日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7246yd(パー72)

2週前の「WGC HSBCチャンピオンズ」で米ツアー通算3勝目を飾り、今季国内2戦目となる松山英樹が開幕前日にプロアマ戦に出場した。ショットの行方にため息をつく場面も多かったが、見せ場もしっかり作って凱旋出場に湧く会場を沸かせた。

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大会はこの日からチケット購入(当日券3000円)ギャラリーの入場を開始。芸能人ら多くの有名人も参加する華やかなプロアマチャリティ戦だったが、来場した2092人の視線はやはり若きエースに集中した。松山は午前8時過ぎのスタートから多くのギャラリーを引き連れ、最終18番(パー5)で声援を集めた。ドラコン賞のかかった同ホール。1球目を右に曲げるミスショットとすると、即座に打ち直しを“おねだり”。再度1Wを振りぬいたボールは勢い良く飛び出し、飛距離は301ydを計測した。もちろん正式記録ではないが、300ydで同賞をゲットした塚田陽亮を1yd上回る結果に、笑いながら天を仰いだ。

ロープの外にも笑顔の輪が広がり、グリーン左のバンカーから3打目を池に入れると再び見せ場が。冷え切った池からウォーターショットのアプローチを見せ、もう一度歓声に包まれた。

開幕前から会場を盛り上げた松山だが、今週はライバルたちや、難コース以外にも敵になりそうなものがある。場内の気温はこの日摂氏11度。夕方には10度を切り、吐く息は白くなった。日中の冷え込みに加え、現段階では初日、2日目ともに一時的に雨が落ちる予報が出ている。

3週前に2位に入ったマレーシア開催の米ツアー「CIMBクラシック」での気温は30度を軽く超えた。優勝した中国では20度弱。暑い地域からの寒い場所の移動は筋肉を硬くすると言われる。実際、この日の松山は朝の練習場から首肩をほぐすような動きも見られた。

それでもラウンドを終えると、前日に「カギになる」と話した高速グリーンに対応すべくパット練習場へ直行し、約1時間ボールを転がした。短い距離を中心にストロークを念入りに確認。期待高まる開幕に備えた。(静岡県御殿場市/林洋平)

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