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3年間で+30yd?今平周吾の平均飛距離が伸びたワケ

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日(3日)◇総武カントリークラブ 総武コース (千葉)◇7214yd(パー70)

今シーズントップ10は8回、賞金ランク8位につける今平周吾が、初優勝に向けて好発進だ。5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、4アンダーとして首位と2打差の好位置でスタートした。

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ティグラウンドからランディングポイントを見渡せるものの、落としどころがカギとなるホールが続く難コース。だが、今平は「ティショットが打ちやすい。フェアウェイは狭いけど、その分、狙いを絞っていける」。ティショットを曲げても「ライが良かったので運が良かった」とラッキーも手伝って、好スコアを後押しした。

今週から1Wのヘッドをタイトリスト 915 D2から、タイトリスト 917 D2に変更した。「気分転換。あまり良い感じでティショットを打てていなかった」ためだ。ロフト角も9.5度から8.5度に変え「気持ち良く振れているし、飛距離も15~20yd伸びた」という。

以前、同社の913 D2から915 D2に変えたときも同じくらい飛距離が伸びた。「約3年で30yd伸びた感じ」と、身長165cmの小柄な体躯ながら、この日の平均飛距離は計測ホール10番、13番でいずれも290yd前後を記録し、全体8位となった。

「きょうは長いパットが入ってくれた」と1番で6m、10番では7mを沈めてバーディをもぎ取ったが、「ショットでチャンスメークにつなげられていない。アイアンショットも良くはないけど、もう少しピンに絡めていきたい」と残り3日間の戦いを見据えた。

「シーズンも残りわずか。1試合でもチャンスのある位置で3日目を終えて、優勝争いしたい。今週もチャンスはある」。目指す目標は1つ。初優勝に向かって淡々と歩を進めるだけだ。(千葉県印西市/糸井順子)

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