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23歳・今平周吾 世界への扉を開く4位フィッシュ

国内男子ツアー「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」最終日を13位から出た今平周吾が5バーディ「66」でプレーし、通算9アンダーの単独4位に入った。昨季に初シードを決めた新鋭が、堂々の上位フィニッシュを決めた。

今季初戦の1月「SMBCシンガポールオープン」では、初日スタート前の練習中に腰を痛めて急きょ欠場。以降は治療に専念し、体幹トレーニングが中心というオフを強いられた。今も電気治療によるケアは欠かせず、フルスイングも封印中。「振らなければ曲がらないので、今週の林間コースには良かったと思う」と、手負いの体でスコアメークした。故障明けとなった前週「東建ホームメイトカップ」(17位)に続く上々の結果に「ホッとしました」と安堵した。

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今年の年明けにはタイに渡り、アジアンツアーのQTに初挑戦した。「アジアはヨーロピアンツアーにもつながるし、興味があった」というが、ファイナルQTは89位に終わり無念の敗退。そんな今平にとって、アジアンツアーとの共同主管競技である今大会が持つ意味は大きい。「ここで良い成績が出ればシードも獲れる。そこは、ちょっと意識してやっていました」。

720万円を得た今平は、アジアンツアーの賞金ランクで28位(6万5633ドル)にランクイン。昨年のシード権獲得ラインの60位は6万6065ドルで、今後の同ツアー出場次第では来季シードも見えてくる。世界進出を目論む23歳にとって、価値ある上位フィニッシュとなった。(千葉県野田市/塚田達也)

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2016年 パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ



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