3位で予選を通過した谷原秀人（右）とアン・ビョンフン

悪天候により進行が大きく遅れている国内男子とアジアンツアーの共同主管競技「SMBCシンガポールオープン」の3日目。午前7時32分に再開した第2ラウンドが終了し、日本ツアーメンバーのソン・ヨンハン（韓国）が通算9アンダー単独首位で決勝ラウンドに進出した。通算8アンダーの2位にキース・ホーン（南アフリカ）、さらに1打差の3位に小林伸太郎、谷原秀人、昨季欧州ツアー新人王のアン・ビョンフン（韓国）が続いた。

世界ランキング1位のジョーダン・スピース（米国）は通算5アンダーの7位。

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谷原はこの日、第2ラウンドの残り11ホールで2つ伸ばして「67」（パー71）とし、首位と2打差の好位置をキープ。小林と並ぶ日本人最上位で大会を折り返した。

予選ラウンドを通過したのは、通算1オーバー58位タイまでの70人。日本勢上位では、通算3アンダーの15位グループに宮里優作、池田勇太、高山忠洋、小平智、稲森佑貴ら。通算2アンダーの27位に川村昌弘、片岡大育らが続く。

一方、昨季の国内賞金王キム・キョンテは通算4オーバーの89位、片山晋呉は通算5オーバーの102位、藤田寛之は通算12オーバーの最下位に終わり、姿を消した。

第3ラウンドは引き続き、午後1時20分（日本時間午後2時20分）にスタート予定。週末も不安定な天候が予想されており、状況によっては54ホール競技に短縮される可能性もある。

• 「SMBCシンガポールオープン」ライブスコア