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上井邦裕は7年連続のシード途絶える 優勝経験者たちもシード喪失

国内男子ツアー「カシオワールドオープン」2日目を終え、通算2オーバー55位タイまでの64選手が決勝ラウンドに進出。今大会が最後となる賞金75位以上を巡る来季シード争い(※)では、いずれもシード圏外で予選落ちした塚田好宣(80位)、丸山大輔(83位)、上井邦裕(96位)、今野康晴(119位)、キム・ヒョンテ(140位)のシード喪失が確定した。

上井は2009年から保持していたシード権が7年連続でストップ。今季は1Wの不調もあって予選通過は6試合にとどまり、最高位は「ブリヂストンオープン」の14位と低迷が続いた。今週、逆転シードには最低でも単独12位以上の成績が必要だったが、カットラインに1打届かない通算3オーバーの65位で予選落ち。次週のファイナルQT(12月3~8日)に回ることになり、「頑張りますけど、いま言われても分かりません」と肩を落とした。

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ツアー通算7勝の今野、同3勝の丸山(ともに通算7オーバー94位)、同1勝の塚田(通算9オーバー101位)らタイトルホルダーたちも、来季出場権争いの舞台をファイナルQTに移す。

今野は「夏場から調子が上がってくればと思っていたけど、全然上がらず・・・というシーズンだった」とショットの不振が続いた1年を総括。「まだまだゴルフをやりたい気持ちもあるけど、(QTで来季出場資格が得られる上位)35人か・・・。厳しいですね」と苦笑いを浮かべた。

丸山がシード落ちの要因に挙げたのはパッティングだ。「もともと入る方ではなかったけど、今年は特に入らなかった」と、平均パット数は全体102位(1.8403)と低迷。「状態としてはそれほど悪くないので、(QT突破へ)チャンスはあると思う」。

連続シードが3年で途絶えた塚田は今季、スイングと肉体の改造に取り組みながらのシーズンだった。「もしかしたら、こうなる(シード落ち)かな?というのはあったけど、シニアに行っても頑張りたかったから」と、目先の結果よりも、先を見据えた取り組みだったという。「変化に対応できなかったけど、長いスパンで見れば良い方向に行っていると思う。QTを再出発への良いきっかけにしたい」と前向きに捉え、次週の戦いに臨む。

なお、シード圏外から漏れた上位10選手(出場義務試合数に満たない選手を除く)は、来季出場優先順位を決めるファイナルQT(12月3~8日)への出場資格が与えられる。(高知県芸西村/塚田達也)

※出場義務試合数に満たないリャン・ウェンチョン(22位)、松山英樹(55位)、ワン・ジョンフン(67位)は賞金シード対象外のため、第1シードは62位まで、第2シードは63位~78位に付与される。

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