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6人目の連覇へ 池田勇太はスロースタート宣言

2015/10/14 17:01

男子ゴルフの日本一を決める「日本オープン」は15日、兵庫県の六甲国際GC東Cで開幕する。今大会で大会連覇を果たす権利を持っているのは、池田勇太ただ1人。過去に5人しかいない連覇へ、気合いが入って当然の状況ではあるが、今回の池田はそこまで気持ちが高ぶってこない。

8月の「RIZAP KBCオーガスタ」で今季初優勝を飾ったが、直近4試合は優勝争いに絡みながらも、6位→2位→3位→8位とトップ10フィニッシュに甘んじ、詰め切れないゲームが続いている。「ゴルフの調子はいいんだけど…」と状態の良さは間違いなさそうだが、「なんとなく、くたびれた感じはある」と、ここ数週間のもどかしい戦いに苦笑を見せた。

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賞金ランキングでは、首位のキム・キョンテ(韓国)を約5438万円で追いかける2位。次週は自身が「第2のメジャー」と呼ぶ契約メーカーの「ブリヂストンオープン」が控えている。

「日本オープンの2連覇をしてみたいという気持ちもあるし、賞金王を考えれば優勝も不可欠。それに、まだやったことのない2週連続優勝もしてみたい。考えること、望むことはいっぱいあるけど、1つも達成できていない。今週、なんとか自分で引き寄せられれば」と、神妙に決意を語った。

「かといって、連覇をしたいかと言われると、そうでもない」。勝ちきれない淀んだ流れは、開幕が翌日に迫っても、そんな言葉を池田に続けさせる。「持ち上がるのか、持ち下がるのか、なんとも分からない微妙な気分」と口元を歪め、「こんなときは、普通にやったらいいのかな」と達観したように自分に語りかけた。

放っておいても、時がくれば気持ちは満ちてくる。好位置で迎えるサンデーバックナイン。優勝をかけた勝負の一打。だからこそ、それまでは自然体を心掛ける。

予選2日間はアダム・スコット(オーストラリア)と同組で回る。「だからだな、最初の3ホールくらいはまずアダムのギャラリーをする。1番(パー5)スタートだから、どれくらい飛ぶのかを見て“ほーっ”って感じでだな…」。気持ちを穏やかに、スロースタートで日本一の称号を目指す。(兵庫県神戸市/今岡涼太)

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