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海外への扉を開け 小平智が2打差2位で最終日最終組に

茨城県の大利根カントリークラブ 西コースで開催されている国内男子ツアー「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」3日目。今季初勝利を狙う小平智が5バーディ、1ボギーとスコアを伸ばし、12位タイから通算5アンダーの2位タイに浮上した。

初日オーバーパーの「71」から2日目「68」。ムービングデーにベストスコアの「66」を叩き出した。2番で5mのバーディチャンスを決めて幸先よく滑り出すと、後半12番では残り170ydの第2打を7Iで30cmにつけるスーパーショットを披露。3パットで叩いた14番の唯一のボギーも「もったいないけれど、あしたに向けて修正できるところ」と、気を引き締めるための良薬ととらえた。

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「守るべきホールは守れた。きょうは合格点じゃないですかね」。ショット力十分。爆発力が目立つが「セッティングが難しい方が、ずっと集中できて、自分には合っていると思っている」というのが自己分析。グリーンはこの日早朝までの雨で軟らかくなり、後半にプレーする選手は、折り重なったスパイクマークにより注意が必要になる。小平はショートパットでも「“お先”はしなかった」とマークをし続けて丁寧なプレーを心掛けた。

日本ツアーを主戦場とする選手にとって、今大会はシーズン唯一のアジアンツアーとの共同主管競技。優勝者には両ツアーのシードを獲得できる権利が付与される。「もちろん魅力的です。勝てば海外に行けるチャンスが広がる。川村にも何度も話を聞いてきた」。

ナショナルチーム時代の後輩・川村昌弘は、2013年大会(アジアパシフィック パナソニックオープン)を制した後、両ツアーを掛け持ち、ユーラシア大陸を駆け巡っている。昨年、米下部ウェブドットコムツアーの予選会に挑戦するなど、海外志向の強い小平にとっては、このジョイント・トーナメントは「ただの1試合」以上の価値がある。

首位のキム・キョンテ(韓国)とは2打差で最終日最終組の直接対決に挑む。「バックナインで猛チャージをかけたい」。鋭い視線の先に、海の向こうの夢がある。(茨城県坂東市/桂川洋一)

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