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石川遼は5打差で最終日へ 「オトナの6番アイアン」でバウンスバック

茨城県の大利根カントリークラブで開催されている「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」3日目。イーブンパーの18位タイから出た石川遼は前半1ボギーと後退しながら、後半インで復調し3バーディ。「68」(パー70)とスコアを伸ばし、首位に5打差の通算2アンダーの8位で最終日を迎えることになった。

予選ラウンドを終えて通算アンダーパーは17人。石川は難攻不落の林間コースで2日目同様、アウトでスコアを落とした。出だし3ホールで4m以内のチャンスをことごとく外し、4番(パー5)でグリーン左からのロブショットに失敗してボギーを先行させた。

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「トップはスコアが伸びていくと思った。優勝は難しいかな…」。自身初の2週連続Vが遠ざかったとき、足踏みの原因だったグリーン上から流れを一変させた。「単純にアドレスしたところにクラブが戻って来ればいい」と意識を修正。11番で手前から2mを沈めて最初のバーディを奪って反撃に出た。

パットの復調はショットにも好影響を与えた。14番では残り196ydからの2打目を6Iでピンそば3mにピタリ。17番は187ydからグリーン奥のピンを再び6Iで攻め込み、2.5mにつけていずれもバーディを奪った。

連日の雨で軟らかく仕上がったグリーン。着弾したボールがことごとく手前に戻ってきた。序盤は何度も顔をしかめた石川だったが「左奥にカップが切られた17番は(普段なら)7Iで低いドローを打って、ピン手前から6mくらい転がればいいかなというところを、6Iで高いフェードを打って、奥のエッジにキャリーで落としてやろうという気持ちだった」と、狙い通りスピンで戻してピン横に。その状況判断を佐藤賢和キャディは「オトナの6番アイアン」と表現した。

この14番(493yd)、17番(475yd)のバーディには米ツアー選手としてのプライドもにじむ。「1Wでナイスショットをして、セカンドで6Iを打つパー4は(優勝した)先週の輪厚コースにはなかった。それでもアメリカのコースには1ラウンドで平均的に2ホールくらいはある」。500yd近いパー4に対しても「バーディ」をまず想定してティグラウンドに立てる。日本で感じられる心理的なアドバンテージは、逆転優勝への武器になる。(茨城県坂東市/桂川洋一)

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