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43歳の修士プロゴルファー 横田真一の再スタート

2015/05/29 18:44

学業はひと段落。首位に並んで決勝ラウンド 学業はひと段落。首位に並んで決勝ラウンドを迎える横田真一

国内男子ツアー「ミズノオープン」の2日目。23位からスタートした横田真一が、前半10番からの4連続を含む7バーディ1ボギー、この日のベストスコア「66」をマーク。通算8アンダーの首位タイに浮上し、リーダーボードトップに名前を載せた。

2010年「キヤノンオープン」では、1997年のツアー1勝目から13年ぶりの復活優勝を遂げたが、翌11年から賞金シードが遠いシーズンが続く。近年はゴルフよりも、13年に合格した順天堂大・大学院(医学研究科医科学専攻修士課程)への進学の話題が大半を占めていた。現役大学院生とプロゴルファーの“二足のわらじ”を履く多忙の日々により、「ゴルフに対する情熱が薄れかけていた」と明かす。

その学業では今年、1つの区切りを迎えた。今年3月に提出した修士論文が合格と認められ、2年間に及んだ修士課程を無事に終了。次なるステップの博士課程を目指しながらも、かつてのゴルフ中心の日常へ戻りつつある。

「大学院がなくなって、今はゴルフしかやることがないから集中できている」。出場資格がなかった2週間前「日本プロ」の裏では、無心でクラブを振り続けること1日700球。酒量を減らすなどの食事制限もはじめ、体重は昨年末から4キロ減の71キロに絞りこんだ。

さまざまな努力の中で、好調の要因に「体調管理ですね」と強調する横田。今週は、世界ランク1位のプロテニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチの習慣も取り入れた。同選手の著書にあった朝食制限が、大学院で学んだ理論と一致していたことから即座に実行。「昨日から朝メシを食べてないけど、絶好調です」と得意顔だ。

「もう1度シードを獲りたい」と、目指すは5年ぶりのシード復帰。昨年末のQTを上位通過(19位)し、まずは出場資格がある今季前半戦が勝負となる。「大学に行って良かった。勉強してきたことを使っていければいい」。気持ちも新たに再スタートを切った43歳は、若々しい笑顔を浮かべた。(岡山県笠岡市/塚田達也)


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