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首位ブランドと再戦の川村昌弘 前回同組だった場所は…

トップとは6打差ながら2位につけた川村昌弘。このままでは終われない

埼玉県の太平洋クラブ江南コースで開催中の国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」3日目。日本での初勝利を狙うアダム・ブランド(オーストラリア)が通算17アンダーの単独首位で抜け出す中、川村昌弘が8バーディ4ボギー「67」(パー71)で踏ん張り、11アンダーの2位タイにつけた。

勝負は決した、とスコアボードを見るゴルフファンもいるかもしれない。でも、川村は気概に満ちていた。「今日もショットが良かった。パットが明日入ってくれたら、まだチャンスはある。前半でプレッシャーをかけられたらいい」。ツアー通算2勝目、そして初の国内メジャー制覇でゲットできる5年シードは、まだ視界から外れていなかった。

雨で軟らかくなったグリーンを攻め、4つ伸ばして迎えたバックナイン。アイアンでのミスが続いてチャンスホールの13番(パー5)から痛い2連続ボギーを叩いた。へこたれない。500ydのパー4である15番、210ydを残した左ラフからの2打目で積極策を選んだ。「ラフからフライヤーさせずに上から打ち込んで球を吹かせた。完ぺきでした」というUT(ロフト20度)でのショットは、ピンそば3mにピタリ。

仮にフライヤーしてグリーン奥にこぼれれば、たちまちボギーのピンチに陥っていた一打だ。「勇気のあるショットだった。番手を下げてフライヤーさせるより、バーディの可能性があった」とリスク覚悟の決断が奏功し、パットもカップに流し込んだ。さらに16番、17番とバーディを3つ並べ、上位に踏みとどまった。

「彼は実力者なんです」と川村はブランドについて言った。2人は過去に一緒にプレーしたことがある。日本で、ではない。「フィジーで」。

昨年8月、遠く南半球で行われたワンアジアツアー「フィジーインターナショナル」最終日値で同組になった。ともに上位争いではなかったが、旅するゴルファー、川村の中では「すごい風の中、こんなにパターが上手い人がいるんだなあと思った。アメリカの下部でやっていた選手。スコアを伸ばすことになれているはず」と記憶は鮮明。そしてブランドも「彼とはフィジーで回ったね。英語で少し話をしたなあ」と覚えていた。

1973年のツアー制施行後、今大会での逆転優勝の最大差は9ストローク。キム・ヒョンソン(韓国)が、3日目を終えて単独首位だった松山英樹を破った2013年大会だった。

「ショットが良い。パターで作ってきたスコアなら2位狙いかなと思うけれど、ショットで作ってきた。もう1回ニュートラルにして、良いショットを打てればチャンスがある」。リップサービスでもなんでもない、純な21歳の素直なヤル気だ。(埼玉県熊谷市/桂川洋一)


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