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レジェンド青木功が熱血指導 JGTO宮崎合宿に高校生も初参加

国内男子ツアーに出場するツアープレーヤーたちの総合的な底上げを目的とした「JGTOゴルフ強化セミナー」が、1月26日(月)から2月20日(金)まで全3回(各5日間)に渡って、宮崎県にあるフェニックス・シーガイア・リゾートで開催されている。3日(火)には、日本人男子として初の世界ゴルフ殿堂入りを果たしたレジェンド・青木功が特別講師として参加した。

朝9時半から15時半まで、自ら手本を見せながら、打撃練習場では全員に個別指導を施し、ショートゲームエリアではアプローチ、バンカーショット、パッティングとその熟練の技を惜しみなく伝授した。

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「真っ直ぐ打つことなんて出来ないんだから、曲げて打つ練習をしろ」。青木が繰り返したのはこの言葉だった。

飛距離全盛時代を迎えている近年のゴルフ界においては、“飛んで曲がらない”ショットを目指す選手が多くなったが、青木に言わせれば丸い球を平らな金属で打つのだから「曲がるのが当たり前」。さらに自然相手のゴルフでは、4日間吹く風が違えば求められる球筋も変わってくる。曲げる必要性を、何度も、何度も繰り返した。

横田真一田島創志らベテラン勢に加えて、大堀裕次郎浅地洋佑ら若手選手、さらに岡崎錬片岡尚之ら高校生アマも参加。青木らの技術指導に加えて、4スタンス理論を提唱する廣戸聡一氏がフィジカル面を担当し、ほかに「反社会勢力対策」や「アンチ・ドーピング」に関する講義なども催された。

“オリンピックを目指して”という副題を掲げた今年の合宿には、高校生アマチュアたちも初参加した。日本高等学校ゴルフ連盟の理事として生徒を引率する八戸工大一高(青森)の吉田健憘氏は「素晴らしい経験をさせてもらっている」と満面の笑みを浮かべ、JGA(日本ゴルフ協会)でオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員を務める鈴木規夫・JGTO理事も「画期的なことだと思う」と、プロとアマチュアがともに研鑽する姿に目を細めていた。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

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