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国内男子三井住友VISA太平洋マスターズの最新ゴルフニュースをお届け

佳境を迎えた賞金王レース 谷原秀人、岩田寛らの巻き返しは

2014年の国内男子ツアーは残り4試合。「三井住友VISA太平洋マスターズ」は13日(木)、静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで開幕する。ディフェンディングチャンピオンの谷原秀人は連覇達成となれば一気に初の賞金王獲りへの道が開けてくる。

2週前の「マイナビABCチャンピオンシップ」、前週の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」でいずれも2位フィニッシュした谷原。着実に賞金を積み重ね、ランキングこそ5位につけているが、今季初勝利がなかなか届かない状況にストレスも蓄積している。「大差で2週ともやられている。ショックといえばショック。でもよく考えればそういう職業だから仕方がない」。たとえ自分がベストプレーをしても、相手のスコアには直接結びつかず、影響を及ぼせないのがゴルフ。肉体的にも疲れはピークで、今週は酸素カプセルに入って体を癒やしてきた。

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予選ラウンドは石川遼と招待選手のバッバ・ワトソンと同組。世界一の飛距離を持つレフティとの組み合わせに「アマチュアじゃないけど…力まないこと。距離を見たらショックを受けるから。セカンドで先にチャンスにつけていけたらいい」と、ドライブは“異次元”と捉えてクールにプレーする。

賞金ランクトップの小田孔明、2位の藤田寛之はここ2週不動だが、3位には前週3季ぶりの勝利を挙げた近藤共弘が浮上した。

4位には「WGC HSBCチャンピオンズ」を惜敗の3位で終えた岩田寛がつけている(国内ツアー賞金加算はなし)。

月曜日に中国から帰国し「悔しかった。眠れないくらい」と岩田。「(海外は)1試合しか(好成績を)経験していないから、まだ何もつかんでいない。悔しさを今後活かせて、やっと意味がある」。冷静に淡々と言うが、世界ランクは80位まで浮上した。2015-16年シーズンの米ツアー進出に向け「ワールドランクを上げればWGCやメジャーに出られる。ここからが大変」と、目標はより明確になっている。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

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2014年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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