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石川遼 逆転賞金王を見据え国内5連戦に突入

茨城県の美浦GCで6日(木)に開幕する「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」に、石川遼が2年連続のエントリー。10月に新シーズンに突入した米ツアーを一時離れ、今週から12月上旬の国内最終戦までの5連戦に突入する。

前週はマレーシア開催の米ツアー「CIMBクラシック」(26位タイ)に出場し、今週月曜日の早朝に帰国。開幕前日の5日(水)は午前11時前にコース入りし、練習場で3時間ほど汗を流して最後の調整を終えた。

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この日はドライビングレンジで、今秋発売予定の新ドライバー『ビッグバーサ アルファ 815 ダブルダイヤモンド』をテスト。「データ的には距離も伸びているけど、まだ自分のモノにまでなっていない感じ。徐々に馴れてくれば試合で使うと思う」と手応えを深めつつも、今週の投入は見送りとなった。

石川は今季、ここまで国内ツアー5試合にスポット参戦し、5月「中日クラウンズ」の5位タイ、7月「セガサミーカップ」の優勝など全試合で予選を通過。賞金ランキングでは、今なお11位に名前を載せている。トップを走る小田孔明との差は約6400万円。今週を含め、高額賞金が続く残り5試合の優勝賞金総額は1億9000万円にも上る。数字的には、まだまだ逆転できるポジションにいる。

もちろん、石川もこれらの数字が秘める可能性は承知の上。「賞金王は、まず1勝しないと見えてこない。その1勝が遅ければ手遅れになるし、なるべく早く勝てるようにしたい」。

その思惑の中には、来年4月の「マスターズ」に向けて、現在89位にいる世界ランキングを出場資格圏内の50位以内に少しでも近づける狙いもある。2009年以来となる2度目の賞金王、そして2年ぶりのオーガスタへ、モチベーション高く5連戦に乗り込む。(茨城県美浦村/塚田達也)

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2014年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦



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