チャレンジツアー初優勝を果たした福永安伸（写真提供：JGTO）

国内男子チャレンジツアーの今季第8戦「秋田テレビ・南秋田CCチャレンジ」が、秋田市の南秋田カントリークラブで開催され、プロ11年目の福永安伸が2日間36ホールのストローク戦を制して初優勝を果たした。

初日に7アンダーをマークして単独首位に立った福永は、2日目の最終日も4バーディ1ボギーの「68」（パー71）で通算10アンダーに伸ばして逃げ切りに成功。2005年からチャレンジツアーを主戦場としてきた30歳が、苦節10年目にして初の栄冠を掴んだ。

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2打差の通算8アンダー2位は佐藤和夫、河野晃一郎、今平周吾の3選手。通算7アンダー5位に井手口正一、額賀辰徳、杦本晃一。初日3位につけた宮里聖志はスコアを伸ばし切れず、通算6アンダーで伊藤誠道、佐藤信人らと並び8位に終わった。

チャレンジツアーは今季全16戦中、半分の8試合が終了。賞金ランキングでは、今大会2位につけた今平が417万円で首位。甲斐慎太郎が280万円で2位、田島創志が274万円で3位につけ、今大会を制した福永は226万円で7位に浮上。年間を通した上位7位以内は次年度のレギュラーツアー前半の試合に出場が可能となる。

＜上位の成績＞
優勝／―10／福永安伸
2T／－8／佐藤和夫、河野晃一郎、今平周吾
5T／－7／井手口正一、額賀辰徳、杦本晃一
8T／－6／宮里聖志、伊藤誠道、佐藤信人、杉山佐智雄、小島亮太、大槻智春