昨年はケガを乗り越えての3年ぶりV。好相性の地で連覇を狙う薗田峻輔

3シーズンぶりの“復活”勝利から1年。薗田峻輔が「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」に、ディフェンディングチャンピオンとして戻ってきた。

昨年1月に、オフのトレーニング中に左ひざを負傷し、公傷制度を適用。国内開幕戦から4試合を欠場し、6月に復帰してから4試合目で掴んだ優勝だった。「去年は自分のベストなプレーが出来たと思う」と、2位に3打差をつける盤石の展開。「去年の良いイメージが残ってプレー出来ているので、すごく楽しみ」と、プロアマラウンド後の言葉もポジティブだ。

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今年は順調なオフを経て国内開幕戦からシーズンインを迎えたが、ここまで7試合を消化して予選落ちは4回。賞金ランキングは72位と低空飛行が続いているものの、2週前の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」では7位発進を切るなど、状態は上昇軌道を描きつつある。

「調子も上がっている。去年のプレーを上回れるように挑戦者のつもりでやりたい」。今大会の優勝賞金はツアー最高額に並ぶ4,000万円。さらに今大会は、ディフェンディングチャンピオンだけの特典として、連覇を達成すれば特別ボーナス2,000万円も用意されている。過去4年で予選落ちは無く、2010年にはプレーオフで惜敗した好相性の地。昨年と同じように、シーズンを好転させる舞台にしたい。（北海道千歳市／塚田達也）