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勝率は4割弱!遼、22度目の最終日最終組に「優勝したい」

2014/05/03 18:21

愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部で開催中の「中日クラウンズ」3日目に、名古屋地方で記録された瞬間最大風速は午後2時39分の秒速17.3メートル。午後から強まった風の中、石川遼は4バーディ4ボギーと耐えて通算6アンダーをキープし、首位と3打差の3位タイ。最終日最終組で2度目の大会制覇を目指す。

午前11時50分にスタートしたこの日、嵐の前の静けさの中で、石川は1番で10メートルのバーディパットを沈めてコース脇を埋め尽くしたギャラリーに手を上げた。3番でボギーを叩くも、5番で2.5メートル、7番で7メートル、続く8番でも2.5メートルと立て続けにバーディパットをカップに沈めた。

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「先週の最終日からパットの感触はすごくいい」。ストロークに不安のない石川は、毎週変わるグリーンスピードに合わせることを、練習の主眼に置く。「今は、(平均パットで3位だった)08年、(同1位の)09年の頃よりも、パターに自信を持ってやれている」。

徐々に風が牙を剥き始めた中盤だが、5番から13番まで1ホールを除いてすべて1パット。ティショットをラフに入れても、セカンドでグリーンを外しても粘り強くパーを重ねた。

「14番(の1メートルのバーディパット)は無風だったらカップ1個曲がるフックライン。背中からスライス風を感じたので、ボール1個右に外して狙ったけど、バックスイングを上げたら風が止んだ。オーイ!って感じだったけど、しょうがない」。

後半に入って12番、15番、18番と3つのボギーを献上したが、「3日間で一番難しいラウンドだった」というこの日をイーブンパーで乗り切った石川に後悔の色はない。「ここまで最低限はクリアできた。明日は優勝を狙ってどこまで出来るか」。過去21度ある最終日最終組での勝率は38%(8勝)。2012年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来となる1年半ぶりの優勝にまた一歩近付いた。

「これだけ歴史があって権威のあるトーナメントなので、今週は優勝したいという気持ちは特に強い」と言う。「でも、上位にいけばワールドランクも関係してくる」。イチかバチかの勝負に出る必要はない。ここ5年の同大会での平均ストローク、平均パーブレーク数、平均パット数、サンドセーブ率で1位に立ち、今週はバーディ数でトップタイ。このままのプレーを続けていれば結果はおのずとついてくるはずだ。(愛知県東郷町/今岡涼太)

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2014年 中日クラウンズ

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