一時は3打差でリードを奪ったが、終盤はパットミスが響いて優勝を逃した

◆池田勇太 6バーディ3ボギー「69」、通算11アンダー2位
「（序盤は逃げ切りムードで）・・・そうですね。流れが来なくなったという感じです。
（悪くなったのは？）悪くなったわけではなくて、来なくなった。バーディが来ないし、チャンスも来ない。
（追われる立場になって何かが変わった？）・・・いつかは抜かなきゃいけないのでね。
（松山英樹の賞金王）まあ、ひと言で言えば『おめでとうございます』でしょう。
（松山の良いところは？）・・・別に負けたとは思っていない。飛ぶのも、うまいのも分かっているし、だからこそ優勝争いをしているということは知っている」

自身初の逆転優勝はまたもお預けとなった小田孔明

◆小田孔明 4バーディ3ボギー「71」、通算9アンダー3位
「最高でした（笑）。前半、肝心のところでボギー、ボギーじゃ話にならないしょ。長いのが入って、『よし、来た』と思ったら、ボギー、ボギーですからね。ドライバーがおかしくなって後半修正できたけど･･･。意気込んでいたんだろうなぁ。来週頑張って、（賞金ランキング）2位狙いでいくしかない。松山は、今日は自分から動かなかった。獲れるところでとって。勇太の勝ちパターンだと思ったけど、新人でああいう強さを見せるのはすごい」。

◆山下和宏 4バーディ2ボギー「70」、通算7アンダー4位タイ
「ラッキー、アンラッキーがあったけど、4日間アンダーで回れたので収穫があった。やっと地力がついてきて良かったです。初日トップとか、最終日最終組の近くで回れたり。もうひと踏ん張りだと思うので、あと1試合頑張ります」

◆キム・ヒョンソン 1イーグル6バーディ2ダブルボギー「68」、通算5アンダー7位
「楽しかったけど惜しかった。コンディションはすごくいいし、ショットもいい。今週は何回も短いパットを外してしまった。（賞金王は）なにも考えていないです。それより世界ランキング。JTカップはポイントが高いので頑張ります」

今季6戦目の日本ツアーで初のトップ10フィニッシュ。明るい兆しを掴んだ今田竜二

◆今田竜二 4バーディノーボギー「68」、通算5アンダー7位
「1番で1メートルについて良い滑り出しで、2番もティショットでグリーンを外したけど、運良くチップインバーディ。かなり良い滑り出しでした。気分的にも楽にできた。来年は、ソニーオープンは推薦を貰って出場することが決まっているけど、それ以外は今は考えられないです。でも、また元気な姿で（日本に）戻ってきたいです」

◆小西健太 1バーディ3ボギー1トリプルボギー「77」、通算7オーバー55位タイ
「（ローアマチュア獲得）スコアがあまり良くないので、嬉しいというより悔しいです。良いプレーができずに終わってしまった。でも今年最後に課題を見つけることができたので、この冬に頑張っていこうと思います」