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最終ホールで“魅せる”も、石川は17位へ一歩後退

「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」2日目、イーブンパーの15位タイからスタートした石川遼は、1バーディ2ボギーの「73」。スコアを1つ落として通算1オーバーの17位タイへと順位を下げた。

「今日はどう考えても昨日より易しかった。最低でも昨日より1打でも良いスコアで上がらないといけなかったけど、2打以上は自分で崩した」と、ホールアウト後は反省の言葉が漏れた。

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最初にボギーとした5番(パー5)では、52度のウェッジで打った3打目を2段グリーンの下に落として3パットのボギーとした。「中途半端で薄めに入った。もっと高い球でも良かった」と石川。ラフから打った13番の第2打はピンをかすめて奧へとこぼし、アプローチが3メートルショート。「いかんせん上りのラインが打てていない」と課題のパットでスコアを落とした。

それでも、昨日もイーグル(9番)を奪ったように、この日も最終ホール(18番パー5)で石川は魅せた。左足はバンカーの中、右足は外で球はラフという状況からの2打目、5Wで「20ヤード(幅)のフェード」をかけてグリーン奧のエッジまで運び、寄せワンのバーディフィニッシュ。ホストプロとして、グリーンを取り巻いたギャラリーに見せ場を作った。

決勝ラウンドは首位と7打差で迎える。タッチに苦しむパッティングを改善するため、ホールアウト後の石川は懸命に練習グリーンで調整にいそしんだ。(高知県芸西村/今岡涼太)

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2013年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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