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松山英樹は18位 悔しさを抱えて米国へ

北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースで開催された「ANAオープン」最終日。松山英樹は4バーディ、4ボギーの「72」で回り通算6アンダーでフィニッシュ。米ツアー本格参戦前の一戦を18位タイで終えた。

トップとは5打差からスタートした松山は、序盤で勢いをそがれた。出だしの1番でフェアウェイからの第2打をグリーン左に外してボギー発進。さらに3番(パー3)では奥から下りのパットを1メートル以上オーバーさせ、返しを外して2つ目のボギーを叩いた。

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中盤は3オン1パットで決めた5番(パー5)のバーディなどで盛り返したが、結局猛チャージとはならず。最終ホールでは2メートルのバーディチャンスを逃し「スコアを伸ばせなかったのが一番残念。ショットも良いところも悪いところもある。練習して波を小さくできるように練習したい」と唇をかんだ。「結果がついてこない分、自分(の内心)が変わってしまう。結果って、大事だなと思いました」。決勝ラウンド、得意の日曜日に結果を出せない自分が歯がゆかった。

来週末に渡米し、まずは10月3日(木)開幕の「プレジデンツカップ」に世界選抜の一員として参戦。その翌週から、来季の米ツアー開幕戦「フライズ・ドットコム・オープン」、「シュライナーズホスピタル for チルドレンオープン」を米国で戦い、アジアで行われる「CIMBクラシック」(マレーシア)、「WGC HSBCチャンピオンズ」(中国)に出場予定。5週連続でプレーする。

悔しさを抱えながら次なるステージへ向かう松山。一方で、11月には国内ツアーにも復帰する。賞金王戴冠への道も依然、続いていく。(北海道北広島/桂川洋一)

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