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4位タイの松山英樹「あれだけ曲がれば開き直るしかない」

2013年シーズンの幕開けで、期待の新鋭のデビューラウンドとあって、「東建ホームメイトカップ」初日の10番ホールには多くのギャラリーが松山英樹のスタートを待っていた。この日の松山は12時40分と遅い時間のスタートに合わせて、ゆっくりめの調整を行ったが、それでも時間を持てあましてしまった。その間が松山に“緊張”を与えたのか。注目の第1打は左に飛び出し、斜面を転がり草むらに入ってしまった。

ボールの位置を確認した松山だったが、アドレスに入ると真上からはボールが確認できず「50ヤードぐらい飛んでくれればいいやと思って打ちました」というボールは、狙い通りに脱出成功となった。続く3打目をピンの右奥2メートルにつけて無難にパーをセーブ。

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すると、続く11番で待望のプロ初バーディを引き寄せた。ティショットは左サイドのバンカーだったが、残り135ヤードを9番アイアンで振り抜くと、ピンの左3.5メートルにつけて右に切れるラインを読み切った。

しかし、その後もティショットに苦戦。12番パー5は11番のフェアウェイに打ち込んでしまうと、13番パー3を挟んで、14番は右の崖下へとドライバーショットは真っ直ぐに飛ぶことがなかった。それでも前半を1アンダーで終えた松山は、後半に3つのバーディを奪い4アンダーでホールアウト。首位と1打差の4位タイと好スタートを切った。

「最初は緊張していたかもしれません。でも、あれだけ曲げれば開き直るしかないですね(笑)。昨日まではショットがそこそこで、パッティングが不安だったのですが、今日は全く逆でしたね」と、苦笑いを浮かべる。

ショットが曲がろうとも、貪欲にピンを狙う攻めのゴルフに徹したことも奏功したのか、この日のボギーは僅かに2つだけ。4アンダーというスコアに「出来すぎですね。今日のようなショットでは、明日以降どうなるかわからないので、少しでも良くなるように調整をしたいです」と、気を引き締めて2日目のラウンドに備える。(三重県桑名市/本橋英治)

2013年 東建ホームメイトカップ



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