プロ参戦5年目の池田勇太「そろそろ賞金王獲ってもいいっしょ？」と来季国内ツアーNO.1を目標に掲げた

今季「キヤノンオープン」でツアー通算10勝目を飾った池田勇太が、1年間の振り返りと、来季への抱負を打ち明けた。

2009、10年と年間4勝を挙げてきた池田は、2012年は賞金王獲得という目標を立ててスタートしていたが、シーズン中盤まで優勝争いに加われず苦戦を強いられる。しかし、「フジサンケイクラシック」から3試合連続で2位になるなど勝利にあと一歩まで迫ると、好調を維持して10月の「キヤノン－」で優勝を果たした。

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「やっと勝てたからね。さあ、これからっていう気持ちになったんだけど・・・。終盤が良くなかった。沖縄の日本オープンで体調を崩しちゃって、それからダメだったよね」と、シーズンを振り返る。

そして、来季に向けては「やっぱり狙わないとね。もういいでしょ、ツアー5年目ですからね」と、改めて賞金王獲得を視野に入れている。ツアー5年目にもなれば「もう中堅扱いでしょ。いつまでも若手扱いしないでよ」と若手卒業宣言。

年始は早々にハワイで合宿を行い、米国男子ツアー「ソニーオープンinハワイ」から試合に挑む。世界ランキングで上位に入り、海外メジャー出場を狙うことには「それはご褒美みたいなもの」。あくまでも、国内ツアーでナンバー1になることを考えている。（東京都港区／本橋英治）