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2位発進の武藤俊憲「正々堂々ぶつかる」

国内男子ツアーの今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が29日(木)、東京よみうりカントリークラブで開幕。藤田寛之が9アンダーの単独首位でスタートを切る中、3打差の2位には今季2勝目を狙う武藤俊憲がつけた。

4メートルを沈めた5番から2連続バーディを決めた武藤のプレーは初日、終始安定感があった。「ずっと調子が良い、調子どおりのスコアが出た」。精度の高いショットに加え、後半は11番で6メートル、14番で7メートルを沈めるなどグリーン上でも光を放つ。「カシオワールドオープン」を戦った高知から、寒さが一気に厳しくなった東京への移動で、体調万全とはいかない状態ながら、「64」で6アンダーと好発進を決めた。

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今季は8月の「関西オープン」で1勝を挙げたが、7月の海外メジャー「全英オープン」をはじめ、後半戦は最終日に失速する試合が目立った。2008年モデルをずっと愛用していたドライバーのシャフトもこの秋にようやく納得できるものに出会えたことで、道具の面でのストレスは、ぐっと軽減されている。そこで浮かび上がってきた課題は「技術面よりも体力面」だと言う。「(ショットに)確信めいたものがあっても、3日目、4日目と体がついていっていない」。

海外での試合を経験し、「ショットなどの技術よりもコンディショニングを優先するやり方は、向こうのほうが進んでいる。みんな試合の後、ジムへ行っている」とトレーニングの重要性を改めて思い知らされた昨今。同じ意味で、武藤は賞金ランキングトップを走る藤田寛之の活躍にも納得する。「皆さんはお風呂までは入れないから、分からないかもしれない。でもね、藤田さんは素晴らしい体をしてますよ。下半身は太い、ケツもでかい」と言う。

とはいえ、その藤田を倒すため、まずは3打差を追う展開だ。「(シーズン)最後の締めになるし、コンディションをしっかり整えて4日間をプレーしたい。正々堂々ぶつかって、突破していきたい」。目標となる先輩プロのひとりを超えた先に、国内メジャー初制覇が待っている。(東京都稲城市/桂川洋一)

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