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国内男子三井住友VISA太平洋マスターズの最新ゴルフニュースをお届け

前週はWGC 久保谷健一が驚愕した選手は

静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで開幕した国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」初日。松村道央が7アンダーの単独首位でスタートを切る中、2打差の2位タイには5選手が並んだ。その中には先月「日本オープン」王者となった久保谷健一の名前も。上がり4ホールでの3バーディを含む5バーディ、ノーボギーの「67」をマークした。

オープンウィークとなった前週、久保谷は日本を飛び出し、中国で行われた「WGC HSBCチャンピオンズ」に出場。ところが2日目に「83」を叩くなど、結局通算7アンダーの69位タイに終わった。「予選落ちが無いと聞いたんで、練習のつもりで出たけれど・・・。なんにも収穫なんて無い。まだあの試合に出るような実力は無かった」。いつものボヤキにもいっそう拍車がかかる。「世界の人たちからしたら、僕なんかプロって言えない。もはやスイングではない」と続けた。

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コースはもちろん、打撃練習場で選手を見渡し、特に驚いたのが欧州ツアー屈指の飛ばし屋、アルバロ・キロス(スペイン)。「球は速いわ、スイングは速いわ・・・。もうゴルフじゃなくて格闘技みたい。あのクラスだとボールも(スピンで)止まる」。はち切れそうな肉体を思い浮かべ「違いすぎ。日本ツアーで地道にやっていたほうが良い・・・」と遠い目をした。

それでも、パワーゴルフに圧倒されるところもあったが、挑戦欲は失っていない。「アジアに出ていたのが、日本オープン(那覇ゴルフ倶楽部)の芝で活きたところはある」と、来シーズンを見据え、年末に再びアジアンツアーの予選会に出場するプランも浮上。自らを見つめながら、戦う術を模索している。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

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2012年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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