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谷口徹「終わったら悪くなかったね」

国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」で大会連覇を狙う谷口徹が、6バーディ、1ボギーの5アンダーをマークして、首位と2打差の単独2位と好スタートを切った。谷口がホールアウトした時点では、首位と並んでいたこともあり、ご機嫌で共同記者会見場に姿を見せた。

「今日は(前半)14番まで(バーディが)獲れなかったので諦めていたけど、17番でいいのが入ったんで、そこから良い感じになりました。最悪なスタートだと思っていたけど、終わってみれば悪くはなかったですね」と、初日のラウンドを振り返り始めた。

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谷口の構想では、14番までにバーディを2つ奪い勢いをつけたいところだった。しかし、13番までパープレーを続けると、14番でボギーを先行してしまった。「今はドロー系で攻めることが多いけど、今回コースに来てやっぱりここはフェードがいいかなって、ホテルでもフェードのイメージを作って来たんだよね。そしたら、13番はバンカーに捕まるし、14番もダメで。なので、ドロー系に戻したら良くなった」と、ラウンド前のイメージを取り除き、急遽攻め方を変えて成功した。

17番パー3でバーディを奪うと、18番、そして休憩後の1番、2番と4連続バーディで上位に浮上してきた。「そうか、4連続か。休憩したから2連続2つという感覚だった」とおどける谷口。パッティングでは「上りが全然転がってくれない。その連続バーディ中3回は、最後のひと転がりで入ってくれたからね。俺のパッティングじゃないよね」と、強気に攻めることが信条の谷口らしからぬパットだが、バーディが奪えたことに納得の表情を浮かべる。

シーズンも終盤に入り、賞金王争いに加わるには早めに今季の2勝目が欲しいところ。「今週と来週だったら、今週の方が(優勝できる)率は高い。まず1勝して、ヤマハの1、2レースに持って行きたいね」。現在賞金ランキングで首位に立つ藤田寛之に追いつき、逆転するには今大会で少しでもその差を詰めておきたい。(千葉県千葉市/本橋英治)

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2012年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント



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