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池田勇太は「もどかしい」3年連続トップ10

国内男子ツアーのメジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」最終日。池田勇太が最後に意地を見せた。4オーバーの32位タイから出ると、6バーディ、4ボギー「70」。通算2オーバーの6位タイで4日間の戦いを終えた。

最終組よりも1時間40分早いティオフ。優勝争いからは遠い位置でのプレーとなったこの日、池田は前半から慌しい展開の中にいた。1番(パー5)でバーディを決めたものの、続く2番はアプローチが寄り切らずボギー。さらに4番で4メートルのフックラインを沈めてバーディとするが、続く5番をボギーと、ため息の漏れる序盤となった。

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それでも7番から2連続バーディを決めて前半を「34」と盛り返すと、伸び悩んだ上位陣、後続の選手たちの間に割って入った。インコースは2バーディ、2ボギー。12番でバーディを獲った直後、13番で3パットボギーなど「バーディパットを入れにいって、返し(のパット)を外している。ツメの甘さが連続ボギーにつながっている」と唇をかんだが、この日のベストスコアにあと1打に迫る「70」に、大きな拍手に包まれながらホールアウトした。

2009年大会でツアー初勝利をマークし、3年ぶりのメジャー制覇を狙った今年。「ここに出ている誰よりも気合を入れて、気を引き締めて臨んだ」。10年シーズンから所属契約を結ぶ日清食品のホストプロとして、10年9位、11年5位に続いて今年もトップ10入りを果たした。しかし勝負どころでつかみかけた良い流れを寸断してしまうようなミスが出る。予選をギリギリの50位タイで通過後の挽回だったが、「できればホストプロトしての役目として、優勝したかった。いまひとつやりきれない気持ち」と、内心のもどかしさを表現した。

それでも「ショットの部分では好調が続いている。だから優勝も近いんじゃないかと思っている。パターもそんなに悪くない」と、ひとつひとつのプレーには満足度も高い。“噛み合わせ”次第で…と自分自身に大きく期待する。インタビューやサイン会、テレビ出演…開幕前から大会PRにも奔走した1週間は終わり。「とりあえず、来週だ!」。目の前に迫っているはずの爆発のため、我慢を続ける。(栃木県那須烏山市/桂川洋一)

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2012年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯



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