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首位キープの伊藤誠道「僕、素敵です(笑)」

昨日のスポーツニュースや今朝の新聞を見たら、その扱いの大きさに萎縮するのではないかと心配してしまうが、高校1年のアマチュア・伊藤誠道にとってそれは杞憂(きゆう)のようだった。

アマチュアながら「ANAオープン」2日目を終えて単独首位に立った伊藤。そのニュースを聞きつけた友達や知り合いからはmixi(ミクシィ)、twitter(ツイッター)などを通じて「夜開いたら、20件くらいコメントがあった」と振り返る。電話がかかってきた高校のゴルフ部の親友にはテレビの録画を依頼したという。「自分を見るのが好きなんで(笑)」という伊藤は、16番で15mのバーディパットを沈めたシーンを思い出し、「あれが一番かっこ良かったかな」と含み笑った。

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この日、同組で回った小田孔明にも「うまいっすね。フェアウェイ外さないし、パターも全然弱気じゃない。全部強気で返しのパットも入れてきたから、今日みたいなゴルフをされたら明日は怖いですね」と言わしめた。

7番でボギーを叩いた中盤以降、ピンチが続く苦しい展開の中で「力んじゃってるな」と冷静に自己判断。「10番のファーストパットでそう思って、11番のティショットで左にベチャーンって行って確信しました」。

力を抜こうと思ったという12番パー5。残り80ヤードの3打目はサンドウェッジでフルショットの距離だったが、「52度で軽く打とうかな」とひらめいた。これを1mにつけてバーディとした伊藤は、「52度に持ち替えた僕、素敵です」と自画自賛だ。

「楽しんでプレーをしたい」という言葉通りに54ホールを終えた伊藤。残り18ホール、もし勝てば石川遼に続く年少優勝記録となる。「これまでの3日間とやることは同じで、背伸びせずに自分らしいプレーをしたいです。やるからには優勝を狙います。残り18ホールですが、18ホールで終わると思わずに、19ホール、20ホールまでやるつもりです」と力強く宣言した。(北海道北広島市/今岡涼太)

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