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「全米プロ」出場の藤田寛之は最終日に「67」をマーク

北海道の小樽カントリー倶楽部で行われた国内男子ツアー第10戦「サン・クロレラクラシック」最終日。藤田寛之は予選ラウンドからの出遅れで優勝争いに加わることはできなかったが、この日、6バーディ、1ボギーの「67」で回り通算6アンダー。2週間後の海外メジャー今季最終戦「全米プロゴルフ選手権」(8月11~14日、米ジョージア州アトランタ アスレチッククラブ)を前に15位タイでフィニッシュした。

3日間を終えて通算1アンダーの34位タイ。シーズンを通してなかなか調子が上がらない藤田だが、最終日に意地を見せた。出だしの1番からバーディを奪い、後半インは4つのバーディを重ね、この日のベストスコアを記録。「頑張りました。昨日やろうと思っていたことができたのは大きいのかなと思う」と、いつものように控えめながら、少しの手応えを口にした。

来週末には「全米プロ」参戦のため渡米し、現地で練習を重ねる。7月の「全英オープン」まで、メジャーではここ5試合連続で予選落ちを喫しているだけに「まずは自分の調子を戻さないと。行く以上はしっかりプレーしたい」と意気込む。「暑さとの戦い」と言われるメジャー最終戦。同コースで行われた2001年大会で4位に入った片山晋呉からは「芥屋(ゴルフ倶楽部)なみに暑いですよ」と、毎年8月に福岡で行われる国内男子ツアー「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」時のような高い気温を警戒するよう助言されたという。今年最後のメジャーで、“らしさ”を見せたい。【北海道小樽市/桂川洋一】

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2011年 サン・クロレラ クラシック



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