同組でラウンドし予選落ちした杉並学院高OBの後輩、石川遼に対し、薗田峻輔は上位で決勝ラウンドに進んだ

国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」は27日（金）、千葉県の千葉CC梅郷コースで第2ラウンドを開催。1オーバーの59位タイからスタートした薗田峻輔が、この日のベストスコアタイの「65」を叩き出し、通算6アンダーの6位タイに急浮上した。

初日の出遅れなど、まったく感じさせない会心のゴルフを薗田は序盤から展開した。2番（パー5）で、起爆剤となるイーグルを奪取。残り265ヤードの第2打を3番ウッドでピン横4メートルにつけ、これを沈めて流れを引き寄せると、その後5つのバーディを奪った。

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「林間コースが好き」という若きオールラウンダーにとって、このコースは特に思い出深い地のひとつでもある。ジュニアゴルフ界で“キング”の異名をとった杉並学院高時代には、「関東ジュニア」、「関東アマ」を制すなど相性も抜群。「ドライバーだけのコースではなく、攻略するために刻んだり、マネージメントしながらプレーするコースが好き」と難セッティングで総合力を問われる舞台を歓迎する。

試合となると2007年の「関東アマ」以来、4年ぶりの同コースでのラウンドとなるが「攻め方は変わらない」と攻略イメージはあの時のまま。「当時よりも狙ったところに打ち出せているし、ミスした時の対応が上達したと思う」と成長も感じながら、今季初優勝へ向け決勝ラウンドでも悠然と歩く。