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桑原克典、伝統的攻略法で和合に挑む!

「ちょっとおじさんのゴルフみたいな感じだけど・・・」と照れ笑いを浮かべながら、テレビインタビューに答える桑原克典。初日の「68」に続き、大会2日目は5バーディ2ボギーの「67」とスコアを伸ばし、通算5アンダーの4位タイへと浮上を果たした。

桑原の言う“おじさんのゴルフ”と言うのは、無理をしないという意味。「多分、出場している選手の中で一番(和合を)回っていると思う」と前置きしながら、「そのホール、そのホールに外して良い方、外しちゃ悪い方があって、なるべくストレスやプレッシャーが掛からない攻め方がある」と説き明かす。

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この日の18番もティグラウンドに立つと強烈なアゲンスト。「一番ダメなのは右へのOB。左ラフでもいいと思って打っているけど、そこからだとグリーンはキャッチ出来ない。想定内と言えば想定内なんだけど・・・」と、半分折り込み済みで叩いたボギーに、諦めと悔しさの入り混じった複雑な表情を浮かべた。

昨年、石川遼が叩き出した「58」というスコアには、「こんなゴルフがあるんだって凄く刺激になった。時代が変わったと痛感しましたね」と振り返るが、今年42歳の桑原は19歳の石川と同じゴルフを目指すほどやんちゃではない。「自分はこういう組み立てをするしかない。惑わされずに出来ないことはやらないようにしています」と、着実に己の道を歩んでいる。

「ショットが良いから攻め方も生きてきますね」と桑原。残り36ホール、これまでと変わらない地道なやり方で、ベテランは和合攻略を目指す。

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2011年 中日クラウンズ



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