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【GDOEYE】池田勇太の“鬼門”-4年連続で予選落ち

兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースで行われている国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」。正午前から雨模様となった2日目、池田勇太が通算イーブンパーの82位タイで予選落ちを喫した。

1アンダーの50位タイで第2ラウンドを迎えた池田は出だしの1番でバーディ発進しながらも、その後4つのボギーを叩いた。13番からの2連続バーディで予選通過の当落線上に立ったが結局それ以降は伸ばせず「72」。カットラインに2打届かず、あえなく2日間でコースを去ることになった。

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池田はこの「つるや―」で、どういうわけか決勝ラウンドに進めない。初出場の2008年からこれでなんと4年連続で予選落ちだ。今大会開幕前日「何でかわからないけれど、あまり良くないんだよね」と苦笑いで語った。そして初日に予選通過圏内で第1ラウンドを終えると「明日、普通にやれば4日間できると思う」と話した。しかし…。この日のラウンド直後の表情はこわばったまま。「みんなが上手いということでしょう。原因? 特にないです」と言い放った。

予選2日間を終えてトップの近藤共弘の通算13アンダーを含め二ケタアンダーは3選手。予選通過ラインは2アンダーと、バーディ合戦の様相を呈しているのは今年に限らない。しかし池田に限っては、この4年間、この山の原で60台が一度も無い。池田勇太の、とてつもない爆発力は誰もが認めるところなのだが…。

本人によれば、とりわけ“立ちづらい”ホールがあるわけでもないらしい。2月からの米国遠征から続くクラブ調整も「少しずつ良くなっている」と言い訳にしない。「やっている分には(ラウンド中は)何てことない感じなんだけど、上がってみるとスコアが悪い」と首をかしげるばかりだ。

そういえば2週間前のマスターズ。まだオーガスタで決勝ラウンドを戦ったことのない世界ランク1位のマーティン・カイマー(ドイツ)が、4度目の挑戦となった今年、またしても予選通過を逃し「どうしたらいいか分からない」と途方に暮れたようなコメントを残した。どんな名選手にも、不思議としか言いようがない鬼門がある。池田選手やカイマー選手には悪いが、そんなところもプロスポーツの、トッププレーヤーの妙な“魅力”として興味深く感じてしまうのだけれど。(編集部・桂川洋一)

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2011年 つるやオープンゴルフトーナメント



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