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アマの浅地洋佑が4位タイで決勝ラウンドへ!

兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースで行われている国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」の2日目。東京・杉並学院高3年のアマチュア、浅地洋佑が8バーディ、2ボギーの「65」をマークして通算9アンダーとし4位タイに浮上した。

百戦錬磨のツアープロたちがひしめく中、この春に高校3年生になったばかりの17歳がリーダーズボードを駆け上がった。3アンダーの22位タイで第2ラウンドを迎えた浅地は、スタートホールの1番、そして3番で100ヤード前後の第2打をいずれもピンそば50センチにピタリとつけバーディを奪取。折り返しの10番では8メートルを沈めるなど、ショット、パットともに冴え渡った。

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5番、14番とボギーを2つ叩いたものの、この日はいずれも直後のホールでバーディを取り返した。「去年までは連続バーディが途切れたり、ひとつボギーが出ると、そのあとバーディが出なかった。その点が成長したと思います」。10代のアマチュアの活躍にギャラリーがざわめく中でも冷静に自己分析。確かな手応えを感じていた。

浅地は杉並学院高OBの石川遼の2年後輩にあたる。2人はジュニアゴルファーだった小学生時代から「一緒にお弁当食べてました」(石川)という仲だ。そんな後輩を石川は「アイアンの正確性と小技がすごくうまい」と評す。

「洋佑は昔から何でもない花道からのショットでも、普通に打たずにフェースを開いて打ったりとか、いつも本当に楽しそうにアプローチをしていた。小学生の頃からよくバックスピンをかけて止めたり、戻したりしていましたね。バックスピンをかけるには、ちゃんとフェースの芯でとらえないといけないし、ヘッドスピードも必要。ショートゲームに関しては、同い年の選手の中では群を抜いていた」。身長は170センチに満たない小柄な体格だが、その技術は「雲の上ような、自分が比べられるような存在ではない」という偉大な先輩から一目置かれている。

来春、卒業後のプロ転向を予定しており、今年自分に課すテーマは“ストイック”。食生活の管理や睡眠時間の確保を徹底。普段の生活習慣を見直すことから始めている。

昨年5月の「ダイヤモンドカップゴルフ」では第2ラウンドを終えて2位タイ。決勝ラウンドでは「普段はたくさんのギャラリーの中でプレーすることは少ないし、一緒にまわる選手のレベルが全然違う」と精神的に硬くなり結局9位タイに終わった。だからこそ今度はその経験を生かしたい。「もう一度そういう思いができればと思っていたので、すごく嬉しい。明日からは緊張しないように頑張りたい。できるだけバーディを取りたい」と意気込んだ。

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2011年 つるやオープンゴルフトーナメント



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