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プロトタイプのシャフトもテスト 石川遼は次週欠場

◇国内男子◇アジアパシフィックダイヤモンドカップ 最終日(15日)◇大洗GC(茨城)◇7163yd(パー70)

石川遼は7位で入った決勝ラウンドでスコアを落とし、通算1オーバーの26位で4日間の戦いを終えた。「自分のやりたいことができたり、できなかったり」と試行錯誤が続いている。次週の「ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント」(茨城・取手国際GC)は欠場。練習を重ねて海外メジャー切符のかかる1週間に照準を合わせる。

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3日目に「73」とスコアを落とし、19位から出た最終日は5バーディを奪いながら「71」だった。太平洋を望む上がり3ホールもスコアが激しく動いた。

3UTで作った5mのチャンスを生かした難関16番(パー3)でバーディ。続く17番は右ラフからの2打目を、右サイドの松の木近くのラフにこぼした。「ラフが思ったよりも重かった。ジャッジが冷静にできればよかったが…」と4オン2パットのダブルボギー。最終18番も第1打を右の林に曲げ、フィニッシュはボギーになった。

「ショートアイアンは(中日)クラウンズのときに比べると良くなってきた」一方で、「開幕してからスイングが良くなっているところもあるが、少し甘くなってきたところもある」と課題も感じる。今週末は1Wのシャフトをグラファイトデザインのプロトタイプ(60g台、硬さX)にスイッチ。「実戦でやってみないと分からないこともある。感触は良かった」とテストの手応えもあり、「もう少し良い状態で、特に長いクラブを打てるようにしたい」。次週も束の間の休息とはいかない。

23日(月)に千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブで行われる、6月の「全米オープン」(マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ)出場をかけた日本地区最終予選会に参加予定。1日36ホールの戦いの直後、同週26日(木)からは「ミズノオープン」(岡山・JFE瀬戸内海GC)で、7月の「全英オープン」(スコットランド・セントアンドリュース)の出場権を争う。(茨城県大洗町/桂川洋一)

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