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<堀江x高岡 1>独自路線の新規大会は「ビジネスモデルの新しい投げかけです」

ネスレ高岡浩三社長x堀江貴文 対談その1(全4回)

【高岡】よくご存知ですねー。だって、おかしいと思いません? 価格がね、もうなんか固定してしまっている。例えば10キロ(メートル)のロープを会場に張らなきゃいけない。それだけで1000万円以上掛かるっておかしくないですか? だから今度、片山さんと相談してロープも必要最小限でやりましょうって。

【堀江】いいっすね。

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【高岡】もっと言えば、マッチプレーでやっている選手の声が聞こえるように、マイクを付けてもらうとか。彼はそんなのは全然問題じゃないですよと。やっている本人らは、別にテレビに出たいとかそんなことを思ってプレーしていない。彼らはやっぱり賞金を稼ぎたい。そのために、モチベーションを上げて良いプレーをしたい。それでお客さんが楽しんでいただけるのだったら、どんな協力でもしますと。

【堀江】ドローン(編注:超小型無人ヘリコプター)とか飛ばしてくださいよ。空撮で上から撮るとほんとに面白いですよ。

【高岡】面白いよね。

【堀江】こないだ南紀白浜でトライアスロンの大会に出たんですけど、そこでみんなが泳ぐ前にドローンを上げてくれて、それをネット中継していました。すごい迫力がある。アメリカは飛行禁止(編注・軍施設近辺や国立公園内など)になっちゃいましたけど、まだ日本は飛行が禁止されていないんで。

【高岡】あ、そうなんですか。日本はそういうのは無規制なんだ。

【堀江】これから規制が掛かってくると思います。アメリカは規制が掛かって、免許制というか、登録制みたいになったんですよ。ただ、これから商用利用にしていくらしいですけど。

【高岡】あー、そうなんですか。なるほどね。

【堀江】はい。まあ、ローピングはねー、1000万とかおかしいですよね。

【高岡】いや俺も知らなかった。えーって(笑)

【堀江】あと、スコアボードとかあるじゃないですか。僕、あれは要らないんじゃないかなと思っていて。何でかっていうと、みんなスマートフォンとか携帯を持っているんだから、そこに配信すりゃいいじゃんって。

【高岡】そうそうそう。

【堀江】入場パスだったり、IT使ってやれることっていっぱいあると思うんですよね。いろいろ改善すべきところはある。

【高岡】ほんとにビジネスモデルを組み替えると、今まで有料だったものがタダにもなるかもしれない。ひょっとしたら入場料なんか要らなくなるかも分からない。

【堀江】そうですね。

(その2に続く)

堀江貴文
1972年福岡県八女市生まれ。東京大学在学中の96年に有限会社オン・ザ・エッヂを設立。エッジ、ライブドアと社名を変え、プロ野球球団やニッポン放送買収で世間の注目を集める。05年には衆議院の総選挙にも立候補したが、翌年に証券取引法違反で逮捕され、11年6月に収監。刑期を終えた現在はSNS株式会社のファウンダー兼従業員として活動を行っている。愛称はホリエモン。

高岡浩三 ネスレ日本社長兼CEO
1960年大阪府生まれ。1983年神戸大学経営学部卒。同年、ネスレ日本株式会社入社(営業本部東京支店)。各種ブランドマネジャー等を経て、ネスレコンフェクショナリー株式会社マーケティング本部長として「キットカット」受験キャンペーンを成功させる。2005年、ネスレコンフェクショナリー株式会社代表取締役社長に就任、2010年、ネスレ日本株式会社代表取締役副社長飲料事業本部長として新しいネスカフェ・ビジネスモデルを提案・構築。利益率の低い日本の食品業界において、新しいビジネスモデルを追求しながら超高収益企業の土台をつくる。同年11月ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEOに就任。

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