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PRGRが「RS ドライバー F」の販売を一時停止

プロギアは25日、同社が8月に発売した『RSドライバーF』の販売を同日から一時中止すると発表した。同社は「世界のゴルフルールを統括するR&AからSLEルール(反発規制ルール)についてルール上限を超えるものが混在した可能性があるとの指摘を受けた事による対応」と説明している。

クラブの反発規制は、ゴルフ用具の進化に伴う競技の安全性などを考慮したR&Aなどが、2008年から施行したルールで、クラブフェースの最も反発する部分の反発係数が0.830を超えるクラブをルール不適合としている。

RSドライバーF』は、同社がルール適合クラブとして8月26日に発売。クラウンとフェースの接続部分の工夫によってフェースの広い範囲で反発性能をギリギリまで追求した『RSシリーズ』のつかまりを抑えたモデルで、プロをはじめ競技志向のユーザーが少なくない。

プロギアによると、現在は指摘の内容などについてR&Aと協議中。「協議の結果、反発規制ルールに適合外となった場合、今後ご購入いただくお客様にご迷惑をお掛けする恐れがある」と、自主的に販売中止措置を決定した。

すでに使用しているユーザーに対しては、「すでにお買い上げいただいておりますお客様、およびプロゴルファーをはじめ競技に参加されるゴルファーの皆様につきましては現段階ではそのままご使用いただいて問題ございません。また、詳細につきましては分かり次第、速やかにご案内致します」と案内している。



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