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ダンロップスポーツが初の最終赤字 クリーブランドの不調響く

「ダンロップスポーツ」(神戸市中央区)が12日発表した2015年12月期連結決算は、売上高が前期比10.2%増の781億円、本業の儲けを示す営業利益が同29.0%減の14億8300万円、最終損益が36億100万円の赤字(前期は10億8100万円の黒字)だった。

米国子会社クリーブランドゴルフの売り上げが同年6月以降、急激に悪化し、39億5000万円を特別損失に計上。上場以来初めての最終赤字に転落した。木滑和生社長は「ウッドやアイアンのクリーブランドからスリクソンへのブランドスイッチがうまくいかなかった。北米事業の建て直しが急務。クリーブランドのブランドを維持し、2年間で成果を出したい」と話した。

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15年は、世界の主要ツアーでスリクソン Z-STAR ボールの勝率が22.5%(383試合中86勝)と好調だった。こうした効果のほか、12月のゼクシオ ナイン発売以降、前回(2013年)の代替わり時に比べてゼクシオクラブの販売量が10%増えており、クラブとボールともに国内シェア1位を保った。

2016年12月期は、売上高がほぼ横ばいの785億円。営業利益は34.8%増の20億円、最終損益は11億円の黒字を予想する。松山英樹横峯さくらといった主要契約プロの優勝がなかった15年は、インセンティブの支払いが少なく前年よりプロとの契約関係コストなどが6億円減ったが、16年は「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で松山がさっそく優勝するなどしており、4億円増加し平年並みになるとの見通しを立てた。

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