横浜ゴムは9月24日、「ジャズの殿堂」と呼ばれるブルーノート東京（都内港区）で『iDナブラRS』（10月発売）の記者発表を行った。会場は報道陣と取引関係者、ウエブ会員を合わせて満員の250人。スペシャルゲストとして登場したのがロックミュージシャンのCharだった。新商品のイメージキャラクターとCMソング（change）を手掛けたのがその理由。事前に知らされていなかった参加者は、驚きと拍手、そして指笛でCharを迎えた。

約40分間にわたり7曲を披露。最初は硬かった聴衆も、次第に手拍子で盛り上がる。その後25分間のトークショーもこなした。ブルーノートでの記者発表は、ゴルフ業界では初めてだ。

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「今回の楽曲は、攻撃的なリズム。たとえるなら、ドローで力強く飛んでいく感じのメロディーです。ゴルフとの出会いは30代の後半で、ギターが弾けなくなるほど練習しました。好きなクラブはルックスがいいこと。これはギターも同じでね、我々が使うギターはそもそも性能がいいに決まっている。それ以上の何かがないと愛着がわかない。クラブも同じだと思います。最近、このクラブは飛ぶ飛ぶって、飛ぶことばかり気にするけど、大事なのはそれだけじゃないですよ。それ以上のモノがある」

ゴルフ好きが高じて、自分のゴルフウエアを制作したというCharだけに、トーク内容は熱かった。

『iDナブラRS』のキャッチフレーズは「完成度×感性度」――。初年度の販売目標はドライバー（7万5000円）で1万1000本を計画している。

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