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ヨネックス、カーボン技術を結集した新製品続々!

ヨネックスは7月初旬、都内イベントホール(港区港南)にて「YONEX2015新製品発表受注会」を開催。ゴルフからは、世界最軽量(※同社調べ)31gを実現した『REXIS XELA(レクシス・キセラ)31g』、昨年秋に発売され大好評の『TRIPRINCIPLE(トライプリンシプル)パター』のニューモデル、65歳以上のアクティブゴルファーに向けた『Royal DTP』シリーズが新製品として発表された。

まずは、『レクシス・キセラ31g』を紹介しよう。2013年7月に発売された、同モデルの「3F2」スペックは、当時、世界最軽量の36gを実現したが、今回発売される新スペックの「3F3」は、さらに5gの軽量化を実現。同社製品開発課の河野雅之氏は、次のようにコメント。

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「さらなる振り抜きの良さ、飛び追求のために、世界NO.1の軽さに挑戦しました。9月下旬発売です」

大幅な軽量化を実現できた背景には、新素材「ナノメトリック」の存在が大きいという。同素材をシャフト全体に複合、さらにカーボン繊維1本1本を隙間なくコーティング。その結果、従来品に比べ、曲げ強度が15%アップ。ただ軽いだけで頼りないシャフトではなく、軽い振り抜きのなかにも打ち応えを味わえるシャフトに仕上がったという。

続いて、7月中旬に発売される『トライプリンシプルパター』のニューモデルを紹介する。"1mのパットが90%以上の確率で入る"というキャッチで話題を呼んだ同モデルに、グラファイトシャフトを装着したニューモデルが登場する。

同パターは、「1mのショートパットが本当によく入る」と、ツアープロをはじめ、多くのアマチュアゴルファーから注目を集めている人気商材。そこで今回、さらにロングパットの精度も高めるべく、タングステン複合グラファイトシャフト装着モデルの開発に至ったという。ちなみに、同社が実施したロボットテストでは、従来のスチールシャフトよりも距離の安定性が40%向上。インパクト打点の正確性は23%向上という結果が得られたという。

本体ヘッドは、A6000系アルミ合金(削り出し)を採用。クラブ長さは34インチ、36インチの2モデルを用意。クラブ重量はそれぞれ590g、596gとなっている。同パターは、店頭に並んでもすぐに売れてしまうほどの人気商材。出荷量に対する実売率が90%以上ということからも、その人気ぶりがうかがえる。先に発売されているスチールシャフト装着モデルと合わせ、年間4000本を販売目標に掲げる。

最後に紹介する『ロイヤルDTP』シリーズ(10月下旬発売)は、同社の誇るカーボンテクノロジーを惜しみなく注ぎ込み、軽量・重ヘッドで振り抜ける飛び系モデル。

注目はドライバーで、同社史上最高の低重心化を実現。前出の河野氏は、

「新カーボンカップクラウンヘッドを採用した同モデルは、カーボンエリアが従来品に比べ、15%拡大。最薄部は0.6mmを実現。その結果、当社史上最高の低重心率42.5%を達成いたしました」――。

そして今回、ロイヤルシリーズでは初となる弾道調整機能を搭載。本体カラーに関しては、高級クルーズトレインとして有名な『ななつ星 in 九州』を思わせるゴールドと深みのあるパープルでまとめた。ロイヤルの名に相応しい、ゴルファーの所有感を満たしてくれるモデルといえるだろう。

今回紹介した新製品は、そのどれもが同社の十八番(オハコ)ともいうべき、カーボンテクノロジーがふんだんに盛り込まれた印象。また、国内自社工場の強みを活かし、注文から最速2日後に店頭へ発送する「カスタムフィッティングオーダー」にも注力。軽さと速さを追求するヨネックス。製品のみならず、これからの同社の挑戦にも注目したい。

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