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アルディラが都営地下鉄の吊革ジャック

米アルディラ社は6月より1年間、ブランドの認知度向上のため都営地下鉄4線(都営大江戸線、都営新宿線、都営浅草線、都営三田線)の各線1車両で吊革広告を実施している。同社によるとシャフトメーカー初となる試みで、「アルディラの名を浸透させたい」と本気のマーケティングだ。

吊革広告は昨年12月に発売した『ツアーグリーン/ツアーブルー』と『昨季米国PGAツアーウッドシャフト使用率No1』を文言に起用し、商品写真と社名ロゴで認知度アップを目論んでいる。日本の男女ツアーにもツアーレップを置き、積極的にツアープロモーションを開始。日本市場に合わせて性能・スペックをカスタマイズした『ツアーグリーン/ツアーブルー』の使用率を上げていく構えだ。

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「アルディラ」といえば、懐かしいゴルファーも多いはず。日本で「アルディラ」が有名になったのは、1987年にジャンボ尾崎が使用した『テーラーメイド ツアープリファード』に装着された通称ゴールドシャフトから。尾崎は同年、パーシモンからメタルウッドに鞍替えし、同時にカーボンシャフトを使用したことで、多くのゴルファーがカーボンシャフトをこぞって使用した。そんな歴史もあるのだ。

アルディラが三菱レイヨンの傘下になったことで、三菱レイヨンはPRとツアーサービスをサポートする。「ディアマナ」レベルのブランドに育てるには、時間がかかりそうだが、米国ツアーでのウッドシェアは高いだけに大きな期待が寄せられる。

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