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『HOT LIST JAPAN 2013』クラブ開発の背景に迫る!~Vol.1 ピンゴルフ編~

HOT LIST JAPAN 2013』で高評価を得たクラブは、どのように開発されたものなのか。企画開発の担当者へのインタビューから、メーカー側の視点を探っていく。今回取材したのは、計8モデルがメダルを受賞したピンゴルフ。同社の代表取締役社長であり、自身がエンジニアでもあるジョン・K・ソルハイム氏に話を聞いた。

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■ピンゴルフ 『HOT LIST JAPAN 2013』受賞クラブ■
ドライバー部門:ゴールド賞「G25ドライバー」
フェアウェイウッド部門:シルバー賞「G25フェアウェイウッド」
ユーティリティ部門 ゴールド賞「G25ハイブリッド」
ユーティリティ部門 シルバー賞「ANSERハイブリッド」
アイアン部門 ゴールド賞「G25アイアン」
アイアン部門 シルバー賞「ANSERアイアン」
ウェッジ部門 ゴールド賞「ツアーウェッジ GORGE」
パター部門 ゴールド賞「NOME 405パター」
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ツアープロもクラブにやさしさを求める

昨年度の『HOT LIST 2012』では計7モデルがメダルを受賞し、今年の『HOT LIST 2013』ではそれを上回る計8モデルがメダルを受賞。ピンのクラブに対する評価は、高まるばかりのように思える。特にG25のシリーズは、各ジャンルでメダルを獲得するほどテスターから高い評価を受けた。

「Gシリーズは、ゴルファーに最大限のやさしさを提供するために開発しているシリーズです。最新のG25シリーズも、プロやアマチュアを問わず、誰が打ってもまっすぐ飛ばせるモデルとして開発されています。G25ドライバーはすでに、バッバ・ワトソンアンヘル・カブレラハンター・メイハンなどが使用していますし、塚田好宣プロはドライバーだけでなく、G25アイアンをバッグに入れてプロ初優勝を果たしました。私個人としても嬉しいことですし、ピンの代表として塚田プロにはとても感謝しています。私は試合をテレビで観ていたのですが、すぐに塚田プロの携帯電話にお祝いメールを送りましたよ」

他のクラブメーカーには、自社の契約プロには必ず最新クラブを使わせるように計らう傾向がある。しかし、ピンに限ってはそういったことは行なっていないようだ。

「塚田プロは、G25シリーズを試打するとすぐに気に入って、試合で使ってもいいかと私に尋ねてきました。選手によってクラブに対する嗜好は異なるものですが、おそらく塚田プロは、G25シリーズのやさしさと方向性を相当気に入ってくれたのでしょうね。彼はピンの契約プロなので、Gシリーズ、iシリーズ、アンサーシリーズ、どのクラブを使おうと彼の自由です。けれど、彼の場合はいつも私に使ってもいいかどうかを尋ねてきます。そんなプロは彼以外にはいませんよ(笑)。もちろん私の答えは、いつもYESです。選手は、それぞれ自分の気に入ったモデルを使ってくれればいいのです」

クラブ開発で心掛けているのは、第一にパフォーマンス

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