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プロのような激スピン&低弾道!ピン ツアーウェッジ

ピンゴルフジャパンは、新形状ゴージ溝を採用した「ツアーウェッジ」を発表した。溝をルールぎりぎりまで鋭角にすることにより、スピン量が増加。さらにボールとの接地時間が長くなるため、コントロール性能がアップし、ツアープロのような低い弾道で「キュキュッ」とスピンがかかる弾道が打ちやすくなる。

ゴージとは、両側が絶壁になっている峡谷、山峡を表し、日本国内のピン社において削り出し作業を行っている。溝の削り出しをルールぎりぎりの条件を満たすため、1本1本の溝の深さを測るためゲージを使用して品質管理を徹底。日本のフィードバックを反映させた溝と溝の縁が光るシャイニーグルーブを採用しているところもこだわりの一つだ。

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フェース面にも日本のマーケットがフィードバックされており、米国仕様ではサンドブラストによる仕上げになっているが、日本仕様ではミラー仕上げになっているところにも注目したい。

ソールはゴルファーのスイングやプレー状況に合わせて、スタンダード、ワイド、シン、3つのソール形状をラインナップ。どのソールもヒール側を丸く削ることで、リーディングエッジが地面から離れすぎないように設計されている。

同社と契約しているティーチングプロの堀尾研二に試打した感想を聞いてみると、「構えたときに溝が光るので、スピンがかかりそうなイメージが持てる。ミラー仕上げにより、黒と白のコントラストが打つ前の集中力を高めてくれるね。実際に弾道計測器で計測してみると、従来品に比べてスピンが増えてる」と、上々の評価を下している。

まだリリースされてまもないウェッジだが、9月初旬に行われたPGAツアー「ドイツバンク選手権」で2位に入ったルイ・ウーストハイゼンが使用していたなど、早くも結果が出始めている。PGAツアーではバッバ・ワトソンなど、その他契約選手の中で36本が使用。一方、ヨーロッパツアーでは、ミゲル・アンヘル・ヒメネスなど、その他契約選手12人中8人がすでにスイッチしている。発売日は2012年10月上旬になる予定。



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