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来春夏フィドラは発祥の地へ

フィドラは7月上旬、都内展示会場で2013年春夏コレクションの展示受注会を開催した。ここ数年の新規女性ゴルファーの増加も一服感を迎え、流行に流されすぎない本来のフィドラを表現することが、来期コレクションのテーマとなっている。

具体的には、ブランドインスピレーションの発祥地であるフィドラ島へゴルフ旅行に行くイメージを展示会でも再現。砂浜はあるがリゾートビーチではなく、おおよそ田舎町のフィドラ島。「FIDRA」と命名されたゴルフコースの管理は、1ホールずつ村の各家庭が担うなど、ローカルのレクリエーションとしてゴルフを捉え社交の場として第二次世界大戦で消失するまで存在したコース。そのようなオーセンティックなゴルフを表現するのが来期のコレクションだという。

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商品的には、ハイマルチフィラメントと呼ばれる超極細ポリエステル繊維を使用した綿混のポロシャツが注目のアイテム。通常のポリエステルより柔らかい風合いのタッチに仕上がり、しなやかな着用感や吸水性、さらにはUV性にも優れた素材だという。また、湿度の高い夏場に向けては、接触冷汗素材モイステック・クールをシャツなどに採用。吸放湿性、ベタツキ防止、UVケア性を持ち合わせた素材を活用することで、快適な夏のゴルフを提案していく。

来初夏は、メンズ、レディス、アクセサリーで全130型。ビジネススタイルを変更するまでの一昨年同期と同水準のラインアップまで回復。天候不順などでの市場低迷でアパレル業界も苦戦を強いられている中、同社はブランドロゴも統一。これまでのシーズンロゴを多用せず、ブランド認知の向上も計っていく。



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