ナイキジャパンは6月8日、タイガー・ウッズが昨年8月のBSインビテーショナルから着用しているゴルフシューズ『TW'13』（オープン価格）を発売した。これまでにないゴルフシューズで、ナイキのヒット商品「ナイキ・フリー」のテクノロジーを活用しているという。

「ナイキ・フリー」は、裸足でトレーニングするというナチュラルモーションの概念を、足の骨関節に併せてソールに溝を施したナイキ独自のアウトソールを搭載したスポーツシューズ。そのランニングシューズをタイガー自身が日常のトレーニングで着用しており、ゴルフでも取り入れたいということで『TW'13』が生まれている。

特筆すべきは、ナイキゴルフとそれ以外の部署が共同して開発したシューズだということだろう。その部署はイノベーション・キッチンとよばれ、かの有名な「ワッフルソール」や「ナイキ・エア」などを生み出した基礎開発部門。同部署に在籍する「フリー」の開発者にタイガーが直接電話をし、開発を依頼したという。

シューズの特長は、足の動きに併せてソールが捻れ、スイング中の接地面積と接地時間が長く、力強く安定したスイングをサポートすること。さらに、シューズ内は足のホールド感を高めるため二層構造で、足でシューズをコントロールできるほど裸足感覚でプレーできるという。

問い合わせはナイキジャパンへ、0120-500-719。