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千人招待で波に乗る『グローレ』

テーラーメイドゴルフは『グローレ』で悲願の高級路線を盤石にするために4月から「ジャパン・ホワイト・ツアー」をスタート。これは、全国10会場へ1000人を無料招待し、ゴルフ場で『グローレ』を体感してもらう試打ラウンドだ。同クラブの使用が参加条件となるが、その応募総数は1万件超の人気ぶり。

受け皿となるゴルフ場は、アコーディア・ゴルフの10コース。山の原GC(兵庫県)、石岡GC(茨城県)、花の杜GC(宮城県)など、いずれも同社を代表する人気コースだ。このあたりもブランディングへの熱意が伺える。

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その関東大会が昨日、石岡GCで催され、契約の山口裕子工藤遥加も応援に駆けつけた。両プロによるデモショットのほか、OUT1番ホールでは、トラックマンを用いて、参加者全員による『グローレ』と他社クラブとの打ち比べ計測を行った。当日は最大44・2ヤード飛距離を伸ばす人が現れるなど、面目躍如の様子。

また、ここまでのアンケート集計結果についても、「やさしさを実感できた」(88%)、「飛距離アップを実感できた」(84%)、「今度使用してみたいと思う」(79%)、「人に勧めてみたいと思う」(87%)と、ポジティブな回答が多勢を占めているという。

菱沼信夫社長によると、

「西日本を皮切りにスタートした『ジャパン・ホワイト・ツアー』は今回で折り返し、これから北上していきます。『グローレ』は日本市場専用モデルで、ズバリ高価格帯の『ゼクシオ』、『ファイズ』の対抗商品として企画しました。おかげさまで販売状況も順調に推移。なかでもドライバー部門では『ゼクシオ』に次ぐ実績を残しています。当社の旗艦ブランドとして『グローレ』を大事に育てていきたい」

と意気軒昂だ。

性能をゴルフ場で体感してもらい、その後「1000人の結果」をPR素材に活かすことも検討中。何れにせよ、同社の企画はパンチがある。



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