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カタナの飛距離をアスリートにも

カタナゴルフは2009年1月20日より、『SWORD SNIPER X(スウォード・スナイパー・エックス)』ドライバーを発売する。ラインアップは、『ロイヤルスタンダードモデル』と『ブラックウィナーズモデル』で、価格はそれぞれ10万2900円と11万3400円。 『スナイパーX』は、08年に販売した『スウォードiZU MAX』ドライバーを進化させたもの。同社独自の「ヘッド全体のたわみで飛ばす」というジェットインパルスヘッドに改良を加え、さらに極薄リング構造を強化したという。 具体的には、ヘッドの周辺重量の軽減。ヘッド体積460cm3の大型サイズだと、ヘッド重量を軽くするのが難しい。しかし同社は極限までフェースを含む周辺重量を軽くすることで、そこで生まれた余剰重量をソールに装着したウェイトバーへ再配分。その結果、低く深い重心位置を生み出すことに成功、最適な打ち出し角とスピン量でやさしく飛ばせるモデルに仕上がったという。 もう一つ、『スナイパーX』の特徴を挙げれば、バリエーションを増やしたこと。従来カタナゴルフは、「飛距離を欲するアベレージゴルファー」に特化したドライバーを中心に展開したが、今回、アスリートとレディスモデルもラインアップに付け加えている。そのアスリートモデルが、『ブラックウィナーズ』である。 「今までロフト角が8度や9度のハードスペックは、競技志向とはいえ、アマチュアにはハード過ぎてボールが上がらないなどの問題がありました。そこで当社は、同じロフト角の設定でもボールが上がりやすくて飛距離の出るモデルを作ったのです。それが『ブラックウィナーズ』。重厚感のある外観ですが、打ってみるとそのやさしさを体感できます」(カタナゴルフ) アスリート向けの他にも、08年に販売した全番手同一フィーリングで打てる『スナイパーシリーズ』(09年継続品)のコンセプトを継承した『SLイレブン』(男性用・女性用)をラインアップした。ドライバーからSWまで同一コンセプトで設計したモデルという位置づけなので、""フェアウェイウッドは打てるけどアイアンは苦手""という女性でも、全番手違和感なく打てるのが特徴である。 価格も従来の『スナイパーシリーズ』よりも1本単価を8000円下げた6本セット(7~12番)13万8600円とリーズナブルに設定(単品で3、4、5、6番、SWも用意)。新規性能を搭載した製品でありながらも、求めやすいプライスを打ち出している。



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