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朝日Gがスマホ向けGPS参入

クラブ販売が低調ななか、着実に市場規模を拡大しているのがGPS距離計測器。ゴルフの楽しみ方は様々だが、セルフプレーの広がりも追い風となり、専門店の隠れたヒット商品となっている。

朝日ゴルフ用品の『イーグルビジョン』もそのひとつで、4月、アンドロイドスマートフォン向けアプリ『イーグルビジョンforアンドロイド』を投入する。アプリダウンロード料金は500円(1コース付)、追加ゴルフ場は1年以内であれば1コース200円で追加できる。

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同社によると、
「2011年度のゴルフ場入場者数は8400万人、ゴルフ人口800万人という数値が発表されていますが、GPS距離計は現在まで各社合わせ40万台の販売実績しかありません。潜在顧客を400万人と仮定しても、僅か10%ほど。まだまだ拡大の余地はあります」(マーケティング部稲川実氏)

その先鋒を担うのが、今回の"アプリ"というわけだ。携帯電話市場全体の44%を占めるまでになったスマホとの連動で認知度UPを狙う。

本家の『イーグルビジョン』も着実に新化を遂げている。コース情報等のバージョンアップは従来通り、SNS型のコミュニケーションサイト「元気!ゴルフ」で行っているがこのほど、ピン位置設定、メジャー機能をver.3に盛り込んだ。

これにより、ゴルフ場から提供されるピン位置情報をもとに、グリーンフロント・グリーンセンターを起点に前後左右の数値を入力することで、ピン位置までの距離を表示。また、地点登録した4点間の各距離を表示することで、アプローチ練習などに活用できるようになった。

同時にここで、会員化も進めている。その数は現在2万名弱で、計測器の購入者が新バージョンをダウンロード、同社が企画するイベントへの参加など様々な特典が受けられる。

重視されるのはゴルフ場と連動したソフトビジネスの可能性だ。計測器に蓄積されたデータが集まれば、独自の視点で分類したゴルファーのコンペやネット対戦を含め、ゴルファーと直接繋がることもできる。

「当社はこれまでモノ売りに重点を置いていましたが、ゴルフを愛する人を生活者と捉え、ビジネス展開を図っていきます。例えば、最近はトレッキングや自転車が流行っていますが、ここにGPS距離計を連動させることもできるでしょう。健康と健"善"がテーマです」(内本浩史社長)
と鼻息が荒い。



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