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キャロウェイ、トップ交代

キャロウェイゴルフは本日、トップ交代を発表した。2005年から同社を率いたジョージ・フェローズ氏(68才)に代わり、ボードメンバーのアンソニー・ソーンリー氏(65才)が暫定的にCEO(最高経営責任者)へ就任した。

同社が発行したリリースによれば、フェローズ氏の辞任は「個人的な理由」という。同氏は元レブロン社社長。財務のエキスパートとしてキャロウェイ再建を任され、尽力した。在任6年間で製品コストの削減や更なる国際化の強化に取り組み実績を挙げていたが、先頃発表された同社第2四半期(4-6月)の決算は5500万㌦(約44億4000万円)の赤字と厳しい状況となった。

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一方、バトンタッチするソーンリー氏はワイヤレスネットワークなどを手がけるQualcommを経て、2004年にキャロウェイのボードメンバーになった。財務の専門家として手腕を奮った実績を買われてのCEO就任と目されている。

ソーンリー氏は、「更なるコストダウンを迅速かつ積極的に行い、なるべく早い段階で収益性を高めたい」と財務強化を図っていく。

同社日本法人は7月11日、今秋の新製品発表会を予定している。グローバルマーケットの軸でアジアへの影響力が強いジャパンモデルだけに、その製品内容と戦略に注目が集まりそうだ。



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