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GOLFZONが韓国コスダックに上場

シミュレーションゴルフ最大手のゴルフゾン韓国本社(大韓民国テジョン市)は5月、韓国証券市場である韓国コスダックに上場されることとなった。同社の設立は2000年5月。設立10年で韓国シェア84%、日本シェア34%を達成し、業界シェア世界NO.1の企業に成長――。

同社の上場前の資本金は51億ウォンで額面価格は500ウォン、株当たりの公募予定価格は8万5000ウォンに確定。公募予定株数は200万株で、時価総額は1兆440億ウォン(約788.5億円)に達することになる。今回の公募により確保された資金は、グローバルマーケットの開拓ならびに、新規事業の拡大に使用される予定だという。
グローバルマーケットの開拓、新規事業の拡大について同社は、

「海外マーケットにおいては、マーケティング拠点確保のため、日本に設立されている支社および直営店を、アジア、ヨーロッパ、北米などにも出展し、世界のゴルフシミュレーター市場をリードする戦略を持っており、今年の5月中に中国に支社設立を、下半期にはカナダにも支社を設立する計画です」とコメント。

日本国内における今後の展開については、「日本においては、すでにオープンしている東京と大阪の直営店2店舗に加え、多店舗展開を準備する一方で、新規にゴルフゾン・アカデミー事業を立ち上げ、既存の屋外・屋内練習場を代替できる練習用シミュレーター『ゴルフゾンドライビングレンジ(GDR)』を装備し、フィットネス・インドアレッスン・物販などが複合的にからみあった新しいゴルフ空間を年内に東京にオープンさせます」――。

GDRは打球認識精度99%を実現する新型センサーを搭載。同センサーは、現存する中で最も高い打球認識精度を誇るというもの。また、現在のオンラインサービスの充実も図り、オンライントーナメントのみならず、遠隔レッスンサービスの提供なども視野に入れる。



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